一昨日、自転車を走らせながら、思考が止めどなく流れ、自問自答する中で、ふと心に浮かんだこと。
 
 
◇水底にしずんでゆく身体から、最後に洩れて立ち上ってゆく泡が、創作の核なのかもとか。
 
たったそれだけが、この世に届け得る全てなのかもとか。
 
そんな風に感じて、考えてみたり。
 
 
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以前、勤めていたところで、同僚の人たちと話していた時に、考えついたこと。
 
 
◇川の中に似ていると思った。
 
川の水面近くを泳いでいる人は、泡立つ流れで回りが見えない。勿論、前しか見ていない。
だから、側にいる人に合わせて遅れないように、それだけに必死になってる。
 
水底にいる人は、緩やかな流れの底で、回り中を見ている。水面近くで必死に泳いでいる人も、中程を我が物顔に泳いでいる人もよく見える。
 
川の水面を流れてく、葉っぱのような人も、勿論、いるよねぇ。
そんな人は……
 
同じ川の中にいても、そんな風な違いがあるから、違うかのような。
 
 
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話していて、どうしてこんなに通じないのかと、そう思った。
 
国語の問題に、算数で答えてくるみたいな相違。
 
比喩的なら、まだ通じるんだけど、全く的外れで無関係だったり、感情剥き出しだったり。
しかも、頭を通してない脊椎反射的なのだったりするから。
 
知識量の差と言うより、考えを構築するやり方…考えの組み立て方の違いなのかも?
 
 
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